
2025年8月29日 旅と香り ~タイ・バンコク~

旅と香り ~タイ・バンコク~
ひょんなご縁から、バンコクに来ております。
8月29、30、31日に開催予定の「日本博」にて、ヘアケア会社さんの商品開発に携わっているご縁から、香料を持って商品説明に同行することになりました。今回は、その旅の様子をご報告します。
【1日目】
”Bangkok Reprise”ただいまバンコク
バンコクは実に10年ぶり。到着したその日から、さっそく香水屋さん巡りを楽しんでおります。本日は karmakamet へ。内装がとても素敵で、併設のカフェではジャズライブも開催されるそう。雰囲気がツボでした。
近年のタイでは、オリジナルの香水ブランドや調香体験がぐんと増えていて、アロマ以外の香りも暮らしに取り入れる文化がとても広がっているのを感じます。街を歩くと香水ショップやラボが点在し、香り好きにとってはまさに楽園のようです。
今後、フレグランス作りを体験する予定もありますので、その様子はまた改めてご報告しますね。
【2日目】
“Pandan Reverie”パンダンに夢中
バンコク2日目は調香体験へ。
訪れたラボはシンガポールに本拠地を持ち、バンコクやドバイにも展開しているそうで、とてもインターナショナルな雰囲気。並んでいたのは、力強く個性的な香料たちでした。
今回の主役に選んだのは パンダン(ニオイタコノキ)。
東南アジアではとても身近な植物で、甘く香ばしいような独特の香りが特徴です。料理ではプリンやパン、ライスに使われたり、街のスイーツショップでよく見かけるあの緑色の香り。バニラやナッツのようでもあり、不思議と懐かしい温かみがあります。
27種類の中から7つを選べるとのことで、私はパンダンをメインに、オートミールのような穀物感、ティー、ウード、レザー、ムスク、スパイスを組み合わせ、最後にラズベリーをアクセントに。
実際に作ってみると、もっといろいろ試したくなってしまいました。
滞在中に、ほかのフレグランスラボにもぜひ足を運んでみたいと思っています。