2025年6月13日 マダガスカル旅行記 最終回

2025年6月13日 マダガスカル旅行記 最終回


マダガスカルとは

まるで、100年前の日本のような風景…
ん? 100年だとまだ現代? それなら、もっと昔…縄文時代かもしれません。火を起こすのに木を擦り、水は井戸を掘って汲み上げ、
道には山羊や鶏がのんびり歩き、子どもたちは屈託のない笑顔で手を振ってくれる。
川は筏で渡り、裸足で大地を歩き、「水があること」それだけで感謝できて、冷えたビールがこれほどまでに美味しいなんて…と心から感動して、イランイランの香りがただよう風景が、あたり前のようにそこにあって、女性たちは子どもを優しく抱きかかえながら、
バティック柄の鮮やかな布をまとって、お洒落を楽しんでいる。東京にいたら、いつの間にか遠ざかっていた、人の温かみや、子どもの頃の記憶。そんな大切な感覚を、ふと思い出させてくれるような1週間でした。水着は持っていったのに…結局出番はなくて(笑)。

日々、怒涛のように過ぎていく日常の中で、今回の旅は、忙しさや体調への緊張感もあったけれど、ふと原点に立ち返るような、そんな時間でもありました。これから、自分はどう生きていくのか——立ち止まり、考えさせられた7日間。

このマダガスカルで感じた感動を、香りで表現したいと思っています。天然香料を使って、植物本来の力や美しさを感じられるような、まったく新しいテイストのエキストララインに、チャレンジしてみたい。
また香りが完成したらお知らせしますね。どうぞお楽しみに。